どうも!The First Stepトシです!

 

 

名古屋にある歌ってみた特化のレコーディングスタジオ「Studio TFS」にてレコーディングしていただいた作品を紹介します!

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今回はJOY料理長さんの「テレキャスタービーボーイ」

紹介したいと思います!!

 

 

JOY料理長さんといえば、太く厚みがあり安定感もある歌声が特徴的ですね!

 

そんなJOY料理長さんの歌ってみた作品にはどのような工夫が施されているのか?!

 

 

大解剖してみたいと思います♪

 

  1. グルーヴ感とコーラスの技
  2. バンドの隙間を狙う工夫!
  3. 2小節毎がポイント!
  4. まとめ

 

 

 

グルーヴ感とコーラスの技

語尾の息の切り方に注目!!

 

大人になるほどDeDeDe
はみ出しものです伽藍堂
人生論者が語った
少女は鳥になって

 

綺麗事だけでPaPaPa
ボロボロの靴を結んで
デジタル信者が祟った
少年は風になって

 

 

1つ目のポイント!

Aメロの歌い出しでまず最初に僕が注目したのは、語尾の切り方(息の抜き方)

 

 

上記歌詞の赤字部分に着目して聴いてみましょう!

 

 

こちらの4箇所

語尾の息の抜き方・伸ばす長さがおおよそ揃っているため

メロディ単体でも独特なリズムのグルーヴ感を生んでいますっ!

 

 

同じようなリズムのメロディが繰り返される今回のAメロの場合、切り方に法則性がないとバタバタした印象に繋がりかねないので、個人的には重視して聴いてます💡

 

 

僕がドラマーだからってのもあるかもですが笑



因みに天月さん・三枝明那さんの場合、非常にタイトに歯切れ良く切って歌っていました!気になる方は下記URLから飛んで聴いてみてください💡

 

【天月さん】

☪ テレキャスタービーボーイ / 歌ってみた。by天月 – YouTube

 

【三枝さん】

テレキャスタービーボーイ(cover) – 三枝明那 – YouTube

 

 

 

2つ目のポイント!

コーラスの入れ方!!

 

 

たんたんと進んでいくように聞こえるAメロですが

実は途中からコーラスが加わったことに気づきましたか?!

 

 

具体的な入れ方を説明する前に、Aメロのバンドアレンジについて解説すると

 

① ベース&ドラムのリズム楽器のみ(0:11〜)

② ギターが参加(0:17〜)

③ マリンバ・フルート(多分)がメロディに沿った演奏で参加(0:22〜)

 

ざっくりこんな感じになってるのですが

 

コーラスは③のタイミングで加わっています💡

 

これもリスナー側にAメロを楽しんで聴いてもらえるようにするために必要な工夫ですね👍

 

 

 

因みに「PaPaPa」・「祟った」の箇所は、音階無視で声を入れている模様で(ガヤのイメージ)

 

これも音圧を増すために使える工夫の一つなのでぜひ覚えて帰ってください💡

 

こういったRECテクニックも大事ですねっ!

 

 

バンドの隙間を狙う工夫!

 

少々短めなBメロですが、歌い回しとコーラスはしっかり工夫が発見できるっ!

 

まず高い方のコーラスのみを残して、一気にメロディの音圧を薄くしています💡

 

 

Aメロのラストではドラム・ベース・ギター(左右2本)・マリンバ・フルートと盛り沢山な状態でしたが

 

Bメロに入った途端ドラム&ベースのみで一気に音圧が下がり

特に高い音域(ドラムとベースが基本低い音域にいるため)がガラ空き状態になるので、そこに高めの透き通るコーラスが『バチっ!!!!』っとハマってるってカラクリですね!!!

 

 

空いている隙間を上手く活用っ!!

 

 

主旋律のメロディもAメロと比較して息を多めに混ぜ、輪郭を薄くすることで全体のアンサンブルとも調和が取れています!👏

 

 

そしていよいよサビへ突入っ!!

 

 

 

2小節毎がポイント!

コーラスの入れ方に注目!!

 

テレキャスタービーボーイ
僕に愛情を
嘘で固めたウォーアイニー
うざったいんだジーガール
魅惑ハイテンション
カニバリズム踊れば
一つ二つ殺めた手で
何を描いているんだろう
テレキャスタービーボーイ
僕に愛情を
誰か答えてくれないか

 

 

サビを通して注目していただきたいのはコーラスの入れ方💡

 

上記歌詞の青字部分は高い声でのコーラスが入っている箇所になります。

 

 

サビの前半を小節数で分析すると

1~2小節(「愛情を」まで):コーラス有り

3~4小節(「アイニー」まで):コーラス無し

5~6小節(「テンション」まで):コーラス有り

7~8小節(「踊れば」まで):コーラス無し

 

 

このように2小節毎に揃えてコーラスの有無を使い分けていますっ!!

 

これにより、サビの中でもリズムの波が作れたり

何より『テレ』や『うざっ』のアクセントを際立たせることができますっ!!👍

 

特に「うざっ」の箇所ではしっかり促音(小さい「っ」)を休符として活用

+その後の『たい』のアクセントも忘れずつけることでグイグイ迫り来る圧力を歌唱に感じますっ!🔥

 

 

 

サビ内で独特なリズムの波が生まれていますね!!

 

 

さらに、JOY料理長さんのアクセントは、独特なマイルドな声質によりアタックが出過ぎず聴いていて痛くない歌声になっており

 

これが「聴きやすさ」にも繋がっているように感じられますっ!

 

 

 

 

今回はワンコーラスの解説記事になりましたが

クリエイターのキュウからこんなコメントをいただきました!

 

2a後半のアレンジもオリジナリティが出てgood!

 

↓タップしていただくとちょうどアレンジが始まるところから流れるので、ぜひご視聴ください🎧

 

 

 

 

まとめ

  1. Aメロ:語尾の切り方がGood!!
  2. Bメロ:高めのコーラスを生かしたアレンジ
  3. サビ:コーラスの入れ方とマイルドな歌声

 

 

いかがでしたか?

 

今回はJOY料理長さんの「テレキャスタービーボーイ」を取り上げさせていただきましたっ!!

 

 

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